“言水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごんすい66.7%
げんすゐ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つり初て蚊帳面白き月夜かな 言水ごんすい
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
御著『俳諧大要』に言水ごんすい
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
句の佳否かひかかはらず、これらの句が与へる感じは、蕪村ぶそんにもなければ召波せうはにもない。元禄げんろくでも言水げんすゐ一人ひとりである。自分は言水の作品中、かならずしもかう云ふ鬼趣きしゆを得た句が、最も神妙なものだとは云はぬ。
点心 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)