“観過”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みあやま50.0%
みすご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一には、人をめいを誤ったことである。これは将として自己の全軍に絶大な信を失墜しっついする。かつても彼はずいぶん人を処断しょだんしているが、その人間を観過みあやまって断じたことはない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中国在陣中の彼の兵力と、その人物などを、まったく埒外らちがいにおいて、観過みすごしていたのでもないし、軽視していたわけでもない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)