“街々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちまち87.5%
まち/\12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さようでございます。おじいさんにつれられて街々まちまちあるいて、うたをうたったからすはこれでございます。」と、宿屋やどや主人しゅじんこたえました。
からすの唄うたい (新字新仮名) / 小川未明(著)
空には大きな都会のさまざまな街々まちまちの姿や賑やかさ、または音楽や燈影が、まるで地図のように広げられてくるのでした。
寂しき魚 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
途中の街々まち/\のイルミナシヨンの中ではオペラの前の王冠が一番好いと思つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)