“行書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうしょ60.0%
ぎやうしよ20.0%
ぎょうもの20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手紙には退職慰労金の受け取りかたに関する注意が事々しい行書ぎょうしょで書いてあるのだった。葉子はなんといっていいかわからなかった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
宗助そうすけひざいてぎんいろくろげたあたりから、くずかぜうらかへしてゐるいろかわいたさまから、大福だいふくほどおほきなまるしゆ輪廓りんくわくなかに、抱一はういつ行書ぎやうしよいた落款らつくわんをつく/″\と
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
と、細軸の一行書ぎょうものが懸かっている。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)