“螺釘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねじくぎ57.1%
ねぢくぎ14.3%
らてい14.3%
ボールト14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この恐ろしい場所の架台の上に悲しい荷を置いてから、二人はまだ螺釘ねじくぎをとめてない棺のふたを細目にあけて、なかなる人の顔をのぞいてみた。
「兄が据わつてゐて亡くなつた分の椅子には、螺釘ねぢくぎが一本抜けてゐた。こちらの方に、その釘が無い。こちらの方がその椅子だ。」
祭日 (新字旧仮名) / ライネル・マリア・リルケ(著)
およ後方こうほうまうけられたる遞進機ていしんきとを使用しようして、のぼ山道やまみち大木たいぼく巨巖等きよがんとうちからに、螺旋形らせんけい尖端せんたん螺釘らていごと前方ぜんぽう大木たいぼくねぢみ、車内しやない揚上機やうじやうき運轉うんてんともに、その螺旋らせん自然しぜん收縮しゆうしゆくして
しばらくのあいだはいま申しましたとおり、船はまったく水につかっていましたが、そのあいだ私はずっと息をこらえて螺釘ボールトにしがみついていました。