“蕪然”の読み方と例文
読み方割合
ぶぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和田屋わだやと筆太に塗ったここらでの老舗しにせらしい間口の広い家——そういったものが、迫りくる暮色のなかに雑然蕪然ぶぜんと押し並んで、立枯れの雑木ばやしを見るような、まことに骨さむい景色……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)