“蒲生英”の読み方と例文
読み方割合
たんぽぽ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南町の私の家を差覗く人は、薊や蒲生英たんぽぽの生えた旧い土蔵づくりの朽ちかゝつた屋根の下に、渋い店格子を透いて、銘酒を満たした五つの朱塗の樽と、同じ色の桝のいくつかに目を留めるであらう。
水郷柳河 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)