“葛飾北斎”の読み方と例文
読み方割合
かつしかほくさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし中にはなかなか傑出したものもありまして、葛飾北斎かつしかほくさいのものなどは、版画物にさえまで劣らぬ調子のいいのがあったようです。
文政年間葛飾北斎かつしかほくさい『富嶽三十六景』の錦絵にしきええがくや、そのうち江戸市中より富士を望み得る処の景色けいしょくおよそ十数個所を択んだ。
その時芳年は三十歳、御家人の子に生れて武士の血をけたはずですが、月岡雪斎せっさいに養われ、菊池容斎きくちようさい葛飾北斎かつしかほくさいの風を学んで、心も姿もすっかり町絵師になり切って居りました。
芳年写生帖 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)