“萵苣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちさ75.0%
ちしゃ12.5%
チシャ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火山湖のつめたいあぶらがかれの脊髄の川に沿うて流れる。罪障消滅のために。最も文学的なる萵苣ちさのメンス。どれ舌を出してお見せ!
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
草色の体躯に黄色い尻尾、頭の頂辺てっぺんから萵苣ちしゃのようなものをやして。あすこに鸚鵡がいるよ。可哀そうなロビン・クルーソーと、彼が小船で島を一周りして帰って来た時、その鸚鵡は喚びかけた。
質厚く極めて柔軟でややもろく、かつ往々闊大でノッペリとしているので、これを見る者は誰れでも直ちに萵苣チシャ(チサ)の葉を想起せずにはかない葉状を呈わしている。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)