“華燭”の読み方と例文
読み方割合
かしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結納ゆいのうならびに華燭かしょくの典の次第に就き電報をもって至急の依頼を受けましたが、ただちに貴門を訪れ御相談申上げたく、ついては御都合よろしき日時
佳日 (新字新仮名) / 太宰治(著)
オオそうだ、その吉日は百日目、今日からかぞえて八十日目の夜をもって、きっと、華燭かしょくてんをあげることにいたそう。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
池田 (そっと森を小突いて)それを税所が、めでたく中原の鹿を射て、この春いよいよ華燭かしょくの典を挙げた時には、なあ森、白状するが、少々けたなあ。
稲生播磨守 (新字新仮名) / 林不忘(著)