“苦心”の読み方と例文
読み方割合
くしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうだ、これをおとうとせてやろう。そして、りこうなはちが、どうしてつくり、また子供こどもそだてるのに苦心くしんするかをおしえてやろう。
ある夏の日のこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
五番ごばんめの石上いそのかみ中納言ちゆうなごんつばめ子安貝こやすがひるのに苦心くしんして、いろ/\とひと相談そうだんしてのち、ある下役したやくをとこすゝめにつくことにしました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
ところが仲々なかなか、お役人方やくにんがた苦心くしんは、新聞に出ているくらいのものではありませんでした。その研究中けんきゅうちゅうの一つのはなしです。
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)