“芽出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めで63.6%
めだ27.3%
めだし9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長造が席につくと、神棚かみだなにパッと灯明とうみょうがついて、皆が「お芽出めでとうございます」「お父さん、お芽出とう」と、四方から声が懸った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
試みに南天の幹をって見ると、必ずその切口の下の方にある用意の芽から、時こそ来れと新しく芽出めだって来るのを見受ける。
見よとことば戰かひ洒落も凍りて可笑をかしきは出ず峯には櫻たにには山吹唐松からまつ芽出めだしの緑鶯のをり/\ほのめかすなど取あつめたる景色旅の嬉しさ是なりと語りかはして
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)