“芳野山”の読み方と例文
読み方割合
よしのやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「総じてこの山は都卒とそつの内院にもたとへ、又は五台山ごだいさん清涼山せいりょうぜんとて唐土までも、遠く続ける芳野山よしのやま、かくれ多きところなり。」
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
はるうら/\てふともあそぶやはな芳野山よしのやまたまさかづきばし、あきつきてら/\とたゞよへるうしほ絵島ゑのしままつさるなきをうらみ、厳冬げんとうには炬燵こたつおごり高櫓たかやぐら閉籠とぢこもり、盛夏せいかには蚊帳かや栄耀えいえう陣小屋ぢんごやとして
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
芳野山よしのやまかすみの奥は知らねども
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)