“芳江”の読み方と例文
読み方割合
よしえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芳江よしえというのは兄夫婦の間にできた一人っ子であった。留守るすのうちはおしげが引受けて万事世話をしていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
玄関を這入って、外套などをかけてある小さなホールで、ドキドキして立止っていると、一方のドアが開いて、サッと明るい電燈が漏れて、そこから芳江よしえの小さい恰好のいい頭が覗いた。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
芳江よしえ