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臨
ふりがな文庫
“臨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のぞ
89.5%
きた
3.5%
のぞん
2.6%
さしかゝ
1.8%
なげ
0.9%
のぞま
0.9%
のぞみ
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のぞ
(逆引き)
この型を以て未来に
臨
(
のぞ
)
むのは、天の展開する未来の内容を、人の頭で
拵
(
こしら
)
えた
器
(
うつわ
)
に
盛終
(
もりおお
)
せようと、あらかじめ待ち
設
(
もう
)
けると一般である。
イズムの功過
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
臨(のぞ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きた
(逆引き)
而して斯かる国の
斯世
(
このよ
)
に於て無きことは言わずして明かである、義の国は義の君が再び世に
臨
(
きた
)
り給う時に現わる
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
臨(きた)の例文をもっと
(4作品)
見る
のぞん
(逆引き)
釈迦如来の知らざるところ、親鸞上人の知らざるところなり、
嗚呼
(
ああ
)
あに偉ならずや、予はなお
終
(
おわり
)
に
臨
(
のぞん
)
で一言せん。
絶対的人格:正岡先生論
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
臨(のぞん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
さしかゝ
(逆引き)
此石山の川岸に
臨
(
さしかゝ
)
れる所に
奇
(
めづら
)
しき石あり、其
形
(
かた
)
ち
磨磐
(
ひきうす
)
の如く、上下
平
(
たひらか
)
にして
周
(
めぐり
)
は三角四角五角八角等にして、
石工
(
いしや
)
の切立し如く、色は青黒し。是を掘出したる
跡
(
あと
)
もありて
洞
(
ほら
)
のごとし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
臨(さしかゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
なげ
(逆引き)
孝陵の
山川
(
さんせん
)
は、其の
故
(
ふるき
)
に因りて改むる
勿
(
なか
)
れ、天下の臣民は、
哭臨
(
こくりん
)
する三日にして、皆服を
釈
(
と
)
き、
嫁娶
(
かしゅ
)
を妨ぐるなかれ。諸王は国中に
臨
(
なげ
)
きて、京師に至る
母
(
なか
)
れ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
臨(なげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
のぞま
(逆引き)
その
制作
(
しかた
)
は木の
枝
(
えだ
)
藤
(
ふぢ
)
の
蔓
(
つる
)
にて穴に
倚掛
(
よせかけ
)
て
棚
(
たな
)
を
作
(
つく
)
り、たなの
端
(
はし
)
は
地
(
ち
)
に付て
杭
(
くひ
)
を以てこれを
縛
(
しば
)
り、たなの横木に
柱
(
はしら
)
ありて
棚
(
たな
)
の上に大石を
積
(
つみ
)
ならべ、横木より
縄
(
なは
)
を下し縄に
輪
(
わ
)
を
結
(
むす
)
びて
穴
(
あな
)
に
臨
(
のぞま
)
す
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
臨(のぞま)の例文をもっと
(1作品)
見る
のぞみ
(逆引き)
一小岡にして海に
臨
(
のぞみ
)
涼風
灑
(
そゝぐ
)
がごとし。土人の説に聖武帝の貞観元年に宇佐より此地に移し祀といへり。是亦大内義隆の所造なり。舞台上より望ときは小倉内裏より長府の洋面に至まで一矚の中にあり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
臨(のぞみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“臨”の意味
《名詞》
(リン)書道で、臨書したことを示す、名前の後に記入する語。
(出典:Wiktionary)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
“臨”を含む語句
臨終
臨時
臨検
御臨終
臨機
御来臨
臨月
臨機応変
臨摹
臨幸
臨場
四喜臨門
臨時雇
来臨
降臨
賁臨
臨本
臨済
咸臨丸
君臨
...
“臨”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
吉川英治
徳冨蘆花
泉鏡花
牧野富太郎
アントン・チェーホフ
水野仙子
倉田百三
新渡戸稲造
作者不詳