“腐食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしょく50.0%
ふしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上品な娯楽は人間のたましいの慰安になるが、下等な娯楽は霊を腐食ふしょくする黴菌ばいきんである。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
疊屋の方こそ、黒々と塗つて、大した不體裁もありませんが、此方の方は見る蔭もなく荒れて、支への柱は所々ゆがんだまゝ、さらされきつた板は、灰色に腐食ふしよくして、所々に節穴さへ開いて居ります。