“胎子”の読み方と例文
読み方割合
はらご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おいおい、子供の欲しい御婦人なら鹿宝ろくほうがいいだろう……これは四川しせんから来たんで、鹿の胎子はらご丸薬がんやくにしたもので御座いますがね」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
その上怪しい女鐘造りの依志子というに、胎子はらごなぞをはらまして、邪婬の煩悩になおのこと、あんなこの世からの外道とでもいう姿になってしまったのよ。
道成寺(一幕劇) (新字新仮名) / 郡虎彦(著)
そちらのを胎子はらごといつしよに! どうして又あなたはそれつぱかしお取りになつたんで? 股肉ももにくをお取り下さい! こら、何だつて貴様は皿を持つたままぼんやり口を開けてるのだ! おすすめしろ