“老若男女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうにゃくなんにょ82.6%
らうにやくなんによ13.0%
ろうじやくだんじよ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お雪が行って見ると、下の座敷を打抜いて、かれこれ五十人ほどの老若男女ろうにゃくなんにょが、輪を作って盛んに踊っているところでありました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
こがらしの吹く町のかどには、青銅からかねのお前にまたがつた、やはり青銅からかねの宮殿下が、寒むさうな往来わうらい老若男女らうにやくなんによを、揚々と見おろして御出おいでになる。
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
老若男女ろうじやくだんじよすべちからのあらんかぎ災害防止さいがいぼうしつとむべきである。火災かさい防止ぼうし眞先まつさきにし、人命救助じんめいきゆうじよをそのつぎとすること。これすなは人命じんめい財産ざいさん損失そんしつ最小さいしようにする手段しゆだんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)