“翌晩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あくるばん66.7%
よくばん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて夫の光国が来合わせて助けるというのが、明晩、とあったが、翌晩あくるばんもそのままで、次第に姫松の声がれる。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それが俺のあやまりであったよ、その翌晩あくるばんになると、俺はまたふらふらと岬の下へ往ったが、だ月が出ていないので、いわに腰をかけて待っていた、しかしその時は
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
しかるにその人たちは夜の十二時から起きて翌晩よくばんの八時頃まで廻って来るので、それで大抵五日居る中に三遍位廻ろうという勢いです。娘たちも二度廻ったです。どうも驚きました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その翌晩よくばんも、どこからともなく、くろとりあおいランプのがけてんできました。毎晩まいばんあおいランプにをつけると、どこからともなくこのくろとりれが、せてきたのであります。
青いランプ (新字新仮名) / 小川未明(著)