“美人局”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つつもたせ88.9%
ツヽモタセ5.6%
ブラツク・メリイ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんな生若なまわかい癖に駕籠賃を踏み倒したりなんかして、あれがだんだん増長するとかたりや美人局つつもたせでもやり兼ねないと……
半七捕物帳:16 津の国屋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
絡んでかゝる詐偽者・喧嘩売り・美人局ツヽモタセの類の無頼漢を言ふことになつてゐた。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と、刹那に或る人から聞かされてゐた西洋の「美人局ブラツク・メリイ」の話が不意に頭の中に閃いた。私はぎくりとした。
ハルピンの一夜 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)