“粉砕”のいろいろな読み方と例文
旧字:粉碎
読み方割合
ふんさい86.4%
こな9.1%
こまかき4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「みなさんの調査では、針目博士はからだを粉砕ふんさいして、死んだのだろうという結論になっていますね。ぼくもだいたいそれに賛成します」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
左右は千丈の谷なり、ふむ所わづかに二三尺、一脚ひとあしをあやまつ時は身を粉砕こなになすべし。おの/\忙怕おづ/\あゆみてつひ絶頂ぜつてうにいたりつきぬ。
我国の雪は鵞毛がまうをなさず、降時ふるときはかならず粉砕こまかきをなす、風又これをたすく。ゆゑに一昼夜ちうや積所つもるところ六七尺より一丈にいたる時もあり、往古むかしより今年ことしにいたるまで此雪此国にふらざる事なし。