“筆跡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
65.6%
ひつせき25.0%
ひっせき9.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「兄さん、この字は、筆の軸の端に糸をつけ、高い所から吊るして書いたものだよ。そうすると、どんな人でもちがった筆跡になる」
紅色ダイヤ (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
ところ/″\筆跡ひつせきは違つて居ますが、宗太郎はかなり手廣く金を貸して、近頃は取立てる方に力を集注して居る樣子までよくわかります。
また函の一番奥には、工藤の筆跡ひっせきで、“岡部伍長殿の地下戦車完成大祈願だいきがん。その日までは、絶対禁酒のこと”と記してあった。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)