“立在”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たたずん33.3%
たたず33.3%
たちどころ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恨めしそうに跡を目送みおくッて文三は暫らく立在たたずんでいたが、やがて二階へ上ッて来て、まず手探りで洋燈ランプを点じて机辺つくえのほとり蹲踞そんこしてから、さて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
お勢が開懸あけかけた障子につかまッて、出るでも無く出ないでもなく、唯此方こっちへ背を向けて立在たたずんだままで坐舗のうちのぞき込んでいる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
踏躙ふみにじみ裂きて、立在たちどころに息の根とどめぬ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)