“種播”の読み方と例文
読み方割合
たねま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
種播たねまきの譬話たとえばなしをせられた後にはゲラセネに退かれ(四の三五)、十二弟子が地方伝道から帰った時にはベッサイダに退かれ(六の四五)
卯をうさぎに当てた十二獣の説は、程なく我邦わがくににも入ってきてはいるが、歌にしばしばまれた「神まつる卯月」稲の種播たねまくこの月の名だけは、今もってウサギの月というような語感をびてはいない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それは、ダビデは砕けたるたましいであり、ヘロデは砕けざるたましいであったからのことです。種播たねまきの譬話たとえばなしをもってすれば、ダビデの心は土深き良き地であり、ヘロデの心は土薄き岩地です。