“稗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひえ98.7%
ひゑ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひえとかきびとかいうものはこの辺ではほとんど作らない、赤豌豆あかえんどうは昔は盛んに作ったものだが害虫がおびただしく発生するというので
果樹の前はひえと綿だけのつくれた焼原であった由。毎年水を買う、金を出して、河の堰を何日間か買って部落への灌漑にする由。
あはひゑ、粟と稗でございます。それから大豆まめでございます。それからキャべヂでございます。」
月夜のけだもの (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)