“福寿草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくじゅそう77.8%
ふくじゆさう11.1%
ふくじゆそう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじいさんは、みぎたり、ひだりたりしてきますと、つじかどのところで、福寿草ふくじゅそうみちならべてっていました。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
日のあたる窓の障子しやうじ福寿草ふくじゆさう
自選 荷風百句 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
木振賤きぶりいやしからぬ二鉢ふたはちの梅の影を帯びて南縁の障子にのぼり尽せる日脚ひざしは、袋棚ふくろだなに据ゑたる福寿草ふくじゆそうの五六輪咲揃さきそろへるはなびらに輝きつつ、更に唯継の身よりは光も出づらんやうに
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)