“祝宴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅくえん60.0%
いはひ20.0%
しゆくえん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女史は今にも部屋から飛び出して、今たけなわな祝宴しゅくえんをやめさせてしまおうと思っているようでした。
……乃公わしところ今日けふ小供ばう袴着はかまぎ祝宴いはひがあつて、いま賓客きやくかへつたが少しばかり料理れうり残余あまつたものがあるが、それをおまへげたいから、なにか麪桶めんつうなにかあるか、……麪桶めんつうがあるならしな。
來年らいねんあたりはカフカズへ出掛でかけやうぢやりませんか、乘馬じようばもつてからに彼方此方あちこち驅廻かけまはりませう。さうしてカフカズからかへつたら、此度こんど結婚けつこん祝宴しゆくえんでもげるやうになりませう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)