“石竈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしかまど50.0%
いしがま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年とは違った小犬を伴につれている、今夜の用意に、来る路の、谷でいて置いたという白樺の皮を出して、急拵えの石竈いしかまどの下を、燃やし始めた。
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
鉄を含有するので、焼物の釉薬うわぐすりにすれば黒や柿に使える。質は荒いが火に強いので名がある。それ故よくこれで石竈いしがまを造る。焼かれる故古くなると堅くなるという。
野州の石屋根 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)