“真昼間”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞晝間
読み方割合
まっぴるま79.1%
まつぴるま11.6%
まひるま9.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「怪しいもんだぜ。真昼間まっぴるま、表を閉めて、女将さんが二階でグウグウ午睡ひるねをしている支那料理といったら大抵、相場はきまってるぜ」
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
戸外こぐわい真昼間まつぴるまさぞ心持こゝろもちだつたらうと思ふ。席は天然のいしだ。堂々としてゐる。与次郎の様なものは、さう云ふ所へれてつて、少し見せてやるとい」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
にんは、このなつ真昼間まひるま不思議ふしぎゆめつづけて、のうすぐらくなるまで、野原のはらなかけまわっていたのでした。
草原の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)