“相撲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すもう70.3%
すまふ13.8%
ずもう8.0%
すま2.9%
あいう0.7%
あひう0.7%
おすもう0.7%
すまい0.7%
すまう0.7%
すも0.7%
スマヒ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのときのお奉行所ぶぎょうしょお日誌によると、この年炎暑きびしく、相撲すもう取り的にて三人蒸し死んだるものある由、と書かれてありますから
(画人呉俊明のち江戸にいでしゆゑ名をなせり)近年相撲すまふ越海こしのうみ鷲ヶ浜わしがはま新潟にひがたさん九紋竜くもんりゆうは高田今町の産、関戸せきのと次第浜しだいはまさん也。
第一は長助が十八貫めもあった大兵肥満たいひょうひまんの男だったということ、第二はまえにもいったように葛飾かつしか在の草相撲ずもう上がりであったということ
戦ふのにいつも相手の背に釣り合ふやう身体をくの字に曲げて相撲すまはねばならぬからかの怪物はいつも、身体の半分の力しか使へぬやうに見える。出羽ヶ嶽星取表——○●●●○
相撲あいうつ肉の音、絶叫、悲鳴、それは闇の鳥屋とやの中へ棒を入れて掻き廻すような騒ぎでした。
相撲あひうつ肉の音、絶叫、悲鳴、それは闇の鳥屋とやの中へ棒を入れて掻き廻すやうな騷ぎでした。
おおかめさんとは、大旦那に対する、大内儀おおおかみさんの意味で尊称なのであろうが、自分でいうとおおかみさんになり、出入りの相撲おすもうさん×山関がいうとおおかめさんとなる。
やがて相撲すまいの頃になった。もう十六になった道綱がしきりにそれへ往きたそうにしているので、装束をつけさせて、先ず殿のもとへと言いつけて出してやった。
かげろうの日記 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
今度こんどは一つ日本男兒につぽんだんじ腕前うでまへせてれんと、うまく相撲すまうこと發議はつぎすると、たちま彌次連やじれんあつまつてた。
酒田山王山でえびンコとかんじかコ(かんじかコはかじか=鰍のこと)と相撲すも取つたば(取ったれば)コバエテ/\、蝦コなして(何故に)又こしがた、かんじかコと相撲すも取つて投んげられて
春雪の出羽路の三日 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
演劇は、日本の古代に於いては、掛け合ひを要素とするもので、寧、相撲スマヒの形式に近いものであつた。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)