“直径”のいろいろな読み方と例文
旧字:直徑
読み方割合
さしわたし60.0%
ちょっけい30.0%
ちょくけい5.0%
ちよっけい5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の知っている母は、常に大きな眼鏡めがねをかけて裁縫しごとをしていた。その眼鏡は鉄縁の古風なもので、たまの大きさが直径さしわたし二寸以上もあったように思われる。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
とうさんが奈良ならかねというのは、直径ちょっけいが二メートルぐらいあったそうだから、そんなのにくらべれば、ごんごろがねかねあかぼうにすぎない。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ただしこれは姿すがたのある天狗てんぐいてもうしたのでございます。天狗てんぐなかには姿すがたたないのもございます。それは青味あおみがかったまるたまで、直径ちょくけいは三ずんくらいでございましょうか。
火星くわせい直径ちよっけい四千二〇〇哩まいるある 地球ちきゆう半分はんぶんよりちよっとながいくらいだ。)