“白緑色”の読み方と例文
読み方割合
はくりょくしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水仙は花にとものうて、通常は四枚、きわめてえたものは八枚の葉が出る。草質そうしつが厚く白緑色はくりょくしょくていしているが、毒分があるから、ニラなどのように食用にはならない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
くきは直立して六〇〜九〇センチメートルに成長し、こずえはまばらに分枝ぶんししている。葉は披針形ひしんけいとがり、無柄むへいくき互生ごせいし茎とともに毛があり、葉面ようめん白緑色はくりょくしょくていしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
くきは直立し少数の茎葉けいよう互生ごせいし、初夏しょかこういただき派手はでやかな大花たいかが咲く。葉は直立せる剣状けんじょう白緑色はくりょくしょくていし、基部きぶ葉鞘ようしょうをもって左右に相抱あいいだき、葉面ようめんの中央には隆起りゅうきせる葉脈ようみゃくあらわれている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)