“白峰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらね95.5%
しらみね4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし直接に文通したのは、少しく金の入用があったので、白峰しらねの紀行文を、花袋を通じて『太陽』に寄せたときが初めてであった。
眼ざといM君がさす方に、深い雪の山、甲斐かい白峰しらね——北岳だそうだ。この国しらす峻嶺は、厳として群山むれやまの後にそびえているのだ。
雪の武石峠 (新字新仮名) / 別所梅之助(著)
鶴来から白峰しらみねまで十里、其処そこから手取川に沿うて三里半行くと白山温泉、温泉から湯の谷と柳谷との両深谷に挟まれた長峰を一直線に東すること三里半で、海抜七千六百尺の弥陀みだはら高原に達します。
天保の飛行術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)