“猩猩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうじょう83.3%
しやう/″\16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
では猩猩しょうじょう少時しばらく措き、浪裡白跳張順ろうりはくちょうちょうじゅん黒旋風李逵こくせんぷうりきでもいるかと思えば、眼前の船のとまの中からは、醜悪恐るべき尻が出ている。
長江游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
かねて招かれてた本陣のところへいって鳥鍋で焼酎しょうちゅうをのむ。本陣は少しばかりの焼酎に酔い猩猩しょうじょうみたいになって
島守 (新字新仮名) / 中勘助(著)
猩猩しやう/″\党は何処どこかで飲み倒れて仕舞しまつたのであらう。𤍠田丸の濡れた舷梯げんていのぼつて空虚な室に一人寝巻に着更へた時はぐつたりとつかれて居た。枕頭ちんとうに武田工学士からの招待せうだい状が届いて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)