“狼煙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のろし87.5%
ろうえん6.3%
らうえん3.1%
ロケット3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄砲みがき組支配田付四郎兵衛景利とともに大小火砲、石火矢いしびや棒火矢ぼうびや狼煙のろし揚物あげもの、その他、火術の一般を差配することになった。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
破壊までの目標へは、狼煙ろうえん一つで、結束もし、勇往邁進ゆうおうまいしんもするが、さて次の建設の段階にすすむと、必ずや人心の分裂が起る。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
┌月の夜の白き狼煙らうえんもくもくと見れども尽きず朗らかながら (原作)
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ボクソウルは一応スミス船長に報告して、直ちに狼煙ロケットの打揚げ方に掛ったのだが、キャリフォルニアンからは何の応答こたえもないが、気のせいか段だん近づいて来るようにも思える。
運命のSOS (新字新仮名) / 牧逸馬(著)