“狭窄衣”の読み方と例文
読み方割合
きょうさくい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
降りる一つ手前の駅で狂気の発作がひどくなったので、何処どこやらで狭窄衣きょうさくいを手に入れて、車掌や憲兵に手伝ってもらって患者に着せたのだった。
資本制は、労働者に一人ひとり残らず狭窄衣きょうさくい——監獄で狂暴な囚人に着せるかわの衣類、それを着ると、からだは自由がきかなくなって、非常な苦痛を感じる——を着せて、手錠、足錠をはめているのだ
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)