“煩雑”の読み方と例文
旧字:煩雜
読み方割合
はんざつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしてこの仕事のみならず出版に関する煩雑はんざつな仕事の一切を担任する式場隆三郎君の理解と努力とに深き感謝を送りたいと思います。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それまでは、各〻理念にもまどってみるが、智も働かしてみるが、死という点に到ると、もう途中の妄智もうち煩雑はんざつな是非はもたない。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
近所隣りや親類同士の附き合いがうるさかったりするので、そのめに余計な入費も懸るし、簡単に済ませることが煩雑はんざつになり、窮屈になるし
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)