“焼傷”の読み方と例文
旧字:燒傷
読み方割合
やけど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の頭が、薬罐やかんのように、赤くてかてかと禿げているのも、実は焼傷やけどの跡ではなくて、その頃に引き受けた悪い病気の名残りなそうである。
再度生老人 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
悪魔は不意を打たれて、手やら足やら顔やら焼傷やけどをしました。けれども、そんなことには閉口しません。
豆小僧の冒険 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
その時の名残なごりの焼傷やけどあとが残っていて、右足の指が五本とも一つにくっついてのっぺりしていた。
(新字新仮名) / 島木健作(著)