“無作法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶさほう68.2%
ぶさはふ22.7%
ぶさはう4.5%
むぞうさ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他の火星人は、先生と丸木とをとおまきにして、つっ立っている奴もあれば、無作法ぶさほうにもごろんと地面に寝そべっている者もあった。
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)
乳母 はい、御機嫌ごきげんよう。……もし/\、あのひとは、ま、なんといふ無作法ぶさはふわかしゅでござるぞ? あくたいもくたいばかりうて。
ゑりもとばかり白粉おしろいえなくゆる天然てんねん色白いろじろをこれみよがしにのあたりまでむねくつろげて、烟草たばこすぱ/\長烟管ながぎせる立膝たてひざ無作法ぶさはうさもとがめるひいのなきこそよけれ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
船は無作法むぞうさにその下を潜り抜けて行った。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)