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無中
ふりがな文庫
“無中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むちゆう
75.0%
むちう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むちゆう
(逆引き)
独語
(
ひとりごと
)
を言ひ/\、てつきり狸が
傘
(
からかさ
)
の上に
載
(
の
)
つかゝつてゐるものと思つて、誰でもが唯もう
無中
(
むちゆう
)
になつて頭の方ばかり気にする。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
又
識
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずの間に、私の想像力が
威
(
ゐ
)
を
逞
(
たくまし
)
うして、
無中
(
むちゆう
)
に
有
(
いう
)
を生じた処も無いには限らない。しかし大体の上から、私はかう云ふことが出来ると信ずる。私の予想は私を欺かなかつた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
無中(むちゆう)の例文をもっと
(3作品)
見る
むちう
(逆引き)
猜忌
(
さいき
)
、嫉妬、疑惑、さういふものが常に全身を圧した。そして
無中
(
むちう
)
に有を見るに苦んだ。時には魂も亡ぶやうな苦しみを苦んだ。
心理の縦断と横断
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
無中(むちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
検索の候補
無我夢中
無限中
無我無中
無理心中
無邊界中
宏大無辺界中
無幾王室中興
中洲之地無風塵
見到室中無一物
吾於過去無量劫中
“無中”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
田山録弥
森鴎外
田山花袋