“灰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はい48.8%
はひ35.7%
あく8.3%
ばい3.6%
へえ2.4%
へい1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、バタバタ、バタバタ、はねの音をたてながら、空の下の鳥が一羽のこらずあつまってきて、はいのまわりにおりたちました。
往返わうへんし旅人の懷中ふところねら護摩ごまはひの頭なり因て半四郎が所持の金に目をかけ樣々さま/″\にして終に道連となりしかば此夜このよ何卒なにとぞして半四郎の胴卷どうまき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あくけた恋慕流しの咽喉のどから察するに、相当その道に苦労して、女という女を見事征服してきたに相違ない——。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
井戸のわきを通ると、釣瓶も釣瓶たばも流しに手繰り上げてあツて、其がガラ/\と干乾ひからびて、其處らに石ばいが薄汚なくこびり付いてゐた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
煙草入たぶこれけたつてぜねだらへえ掻掃かつぱけばはずだ、ほかりやすめえし」小柄こがらぢいさんのひかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
番「いえー胡麻のへいかい、それだから夜は戸を明けない方がいというのだ、大変な騒ぎが出来た」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)