“灯色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひいろ50.0%
ほしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、行燈（あんどん）の灯色（ひいろ）をじっと見つめていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
重い湿気は低く垂れて、灯色（ほしよく）の影は真綿で包むだやうにぼんやりともつて居た。これから人が出盛るのに、降らせ度くないものだな、などゝ往来の人が話して居た。
秋雨の絶間 (新字旧仮名) ／ 牧野信一(著)