“濁歌”の読み方と例文
読み方割合
だみうた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倶知安くっちゃんからK村に通う国道はマッカリヌプリの山裾やますそ椴松帯とどまつたいの間を縫っていた。彼れは馬力の上に安座あぐらをかいて瓶から口うつしにビールをあおりながら濁歌だみうたをこだまにひびかせて行った。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)