“漁人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎよじん40.0%
すなどり30.0%
ぎょじん10.0%
すなどりびと10.0%
りょうし10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椎谷の好事家通りかゝり、是を見てたゞならぬ木とおもひ熟視よく/\みるに、蛾眉山下※がびさんかのはしといふ五大字刻しありしをもつてかの国の物とおもひ、漁人ぎよじんにはたきゞあたへてひうけけるとぞ。
ペテロやシモンは漁人すなどりだ。美しい桃の畠も無い。ヤコブもヨハネも赤貧の漁人だ。あのひとたちには、そんな、一生を
駈込み訴え (新字新仮名) / 太宰治(著)
東晋とうしん太元たいげん年中に武陵ぶりょう黄道真こうどうしんという漁人ぎょじんが魚を捕りに出て、渓川たにがわに沿うて漕いで行くうちに、どのくらい深入りをしたか知らないが、たちまち桃の林を見いだした。
その一つは、桟橋の下の蜘蛛の巣のような鉄けたに登つて、例の網を海中で引きまわしながら、われは漁人すなどりびとなり(イエスがペテロ兄弟に言つた言葉を元にしている)
続いてデュパルクの『波と鐘』(JD六九五)、フォーレの『漁人りょうしの歌』(JE一六)という順序で聴くがいい。