“源頼光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みなもとのらいこう80.0%
みなもとのよりみつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬼童丸が源頼光みなもとのらいこう様に殺されたのちには、自分が仲間の大将になって、名を改めて、みぞろが池の多能丸たのうまると言って、都近くの家を荒しておりました。
三人兄弟 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
このきこりとせたのはじつは碓井貞光うすいのさだみつといって、その時分じぶん日本一にほんいちのえらい大将たいしょう名高なだか源頼光みなもとのらいこう家来けらいでした。
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
いつわりの相続ねがいをさしあげたというかどにより、軽くて半地はんち、重ければ源頼光みなもとのよりみつ以来の名家古河十二万五千石も嫡子ないゆえをもって、そのまま廃絶というきわどい場合
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)