“源中納言”の読み方と例文
読み方割合
げんちゅうなごん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俄に南へいそいだ御車には、万里小路藤房、季房すえふさ源中納言げんちゅうなごん北畠具行、六条ノ少将千種忠顕ちぐさただあき按察あぜちノ大納言公敏きんとしたちの諸公卿、ほか随身をいれても、わずか二十名前後。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「その北条高時が、たれにもまして、この源中納言げんちゅうなごんを、憎んでおると聞きおよぶ」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北畠ノ源中納言げんちゅうなごん具行ともゆきは、ことし四十二だった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)