“淡雪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あわゆき68.4%
あはゆき26.3%
うすゆき5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小指を掛けてもすぐかえりそうな餌壺は釣鐘つりがねのように静かである。さすがに文鳥は軽いものだ。何だか淡雪あわゆきせいのような気がした。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もとの蔦屋つたや旅館りよくわん)のおよねさんをたづねようとふ……る/\つもゆきなかに、淡雪あはゆきえるやうな、あだなのぞみがあつたのです。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)