“涙声”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なみだごえ71.4%
なきごえ14.3%
るいせい14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おっかさんも顔色かおいろをかえました。おとっつあんは手みじかに、じつはこれこれだと、林太郎がいなくなったわけを話しました。するとおっかさんはもう涙声なみだごえになり
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)
「それは」と私は涙声なきごえで訴えるように云いました。それは斯うなのでございます。
西班牙の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
玄徳はいくらか希望を取り戻して、やがて夫人の車へ近づき、涙声るいせいをふるわせて彼女へ告げた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)