“海老”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えび96.2%
えみの2.6%
ゑび1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして狂喜した被告が被告席から海老えびのようにはね出して、突然の法廷侵入者田代公吉と海老のようにダンスを踊らせさえすれば
初冬の日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ところが、越中次郎兵衛と海老えみの次郎が、先陣を争っているうちに、その夜も、空しく過ぎてしまったのは、何としても平家に運がなかったのである。
抱せ海老ゑびに掛らるゝ事既に十三度に及び皮肉ひにく切破きれやぶほねくだくるばかりの苦痛くつう堪兼たへがね是非なく無實の罪におちし所此度是なるさい節恐れ多くも松平縫殿頭樣へ御駕籠訴かごそ仕つりしより江戸おもてへ召出され再應さいおうの御吟味ぎんみあづかること有難仕合に私し風情ふぜいの女房が願を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)