“浅夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あさよ80.0%
あさよる20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はやりかぜをおそれいましめてしぐれ来し浅夜あさよの床に一人寝にけり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
我が物とさばく檜綱ひづなのはらはらに鵜匠は鵜をぞ浅夜あさよあつかふ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
まだ浅夜あさよるであったので、大津の町は賑わっていた。と、その往来を一人の浪人が、抜き身をさげて走って来た。千代古屋から逃れ出た兵馬であった。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)